■国立大学法人法(JW Vol.3本誌p102〜p111に掲載)

泥沼化する国立大学「学長選出」

国立大の教授、職員らによる「意向投票」で破れた学長候補者が、少人数の「選考会議」決議によって逆転当選する。
これでいいのか。何のための選挙なのか。
法人化前には考えられなかった〈選考方式〉に各地の国立大関係者が猛反発。
裁判に持ち込まれるケースも後をたたない。
刑事告発にまで発展した高知大学の例をもとにリポートする。

国立大学
  • 少人数の「選考会議」が、学長選考の最終決定権を握る
  • 国立大学の法人化の源泉は「行政のスリム化論」
  • 法律上、学内投票はやらなくてもいい
  • 学長権限強化の根本思想は性善説
  • 真相究明を求める要望書に二千人超の学生が署名
  • 不安を残す高知大学の前途。問われる学長選出のあり方